こんにちわ。
まこっちゃんの娘 まこです。
まこっちゃん家に電動車いすがやってきました。
あんなに大げさだからと拒否していたまこっちゃんも今では電動車いすの虜です。
しかし、便利なことばかりではありません。
電動車いすにも不便なことはありました。
電動車いすのデメリット
電動車いすはすごく便利で、いままでバギー歩行で100ⅿを10分近くかかっていたまこっちゃんにとって、健常者の早歩き程度のスピードで移動できる電動車いすは快適に感じていました。
しかし、段差や溝には適応できないことが多く場所によっては通れないところもあります。
まこっちゃんがレンタルしている車いすは玄関に置けるよう折りたためるタイプにしました。そのためほぼ普通の車いすと同じ程度の車輪の大きさなので、3㎝程度の段差も引っかかってしまいます。また、電車のホームも数センチのずれがあると一人で乗り込むことは出来ません。
坂道も少し傾斜が急だとバランスを崩して倒れそうになります。
電動車いすの種類もたくさんあるため、しっかりした大きなタイヤがついている車いすであればもっと安全なのかもしれませんが、タイヤが大きなものは全体的に大きくなるため広い置き場が必要となります。まこっちゃん家は置き場がないので仕方ないです。
そして、レンタル会社の方に注意されたのですが、完全な防水でないのと安全の確保のため雨の日は乗らないように言われました。
電動車いすの目的は仕事場まで行く通勤手段として導入したため雨だからいけませんとは出来ません。
暴風雨などはその時に考えますが、小雨程度であれば車いす用のカッパとバッテリーにビニールをかぶして対応しています。
通勤中の落とし穴
電動車いす使用に関して制限はありますが、工夫をすれば大きな不自由はなく使うことが出来ました。
しかし、通勤に使うには2つの大きな落とし穴がありました。
1つ目はホームに降りるのに使用するエレベーターの点検や故障で停止している時です。
車いすはエレベーターがないとホームまで降りれません。場所によっては駅員さんがエスカレーターを使って下ろしてくれるみたいですが、出来ない場所は動くまで待つしかありません。
点検日は事前に確認し対策を考えるようにしました。急な故障はまだ遭遇していませんが、その時に考えるしかないですね。
2つ目は職場の入り口です。
職場はビルの3階に入っています。出入口は全部で3か所。
正面玄関は3段ほど階段を登らないといけないため入れません。
裏口は階段の上に鉄板がおいており坂道になっていますが、坂が急なため車輪がひっかかって後ろから誰かに押してもらわないと一人では使えません。
もう一つは駐車場からつながっている入り口です。ここは入り口に段差がなく一人で入ることが出来ます。普段はここを通れば一人で出入りが可能ですが、日・祝は駐車場の出入口のシャッターが9時~17時までしか開いておらずそれ以外の時間は入れません。
まこっちゃんの仕事は夜勤がメインなのですが、土日祝は日勤勤務があります。その場合、朝は8時出勤、夕方は18時退社です。どちらも駐車場のシャッターが閉まっており出入りは介助の必要な裏口からするしかありません。
対策としては、バギーで通勤すれば裏口の坂も1人で上がれるため大変だけどその日のみバギーで歩いていくか、家族の誰かが送り迎えをして出入りを手伝ってあげるかです。
日祝は家族の誰かが休みのため家族の負担はありますがなるべく手伝うことで話がまとまりました。
次回予告
電動車いすを導入し、問題はいくつかありますが使うメリットの方が多いので、まぁ良かったかなという印象です。
そしてついに私の職場復帰も近づいてきたため、まこっちゃの一人通勤デビューの日がきました。
次回「なんでも一人でできるもん。一人で初出勤!!」
最後までお読み頂きありがとうございました。
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