こんにちわ。
まこっちゃんの娘 まこです。
無事に手術を終え、離床も終えました。
まだまだ、歩くには時間がかかりそうな気配が漂う中リハビリが開始となりました。
いざ、リハビリ開始!!
通常は手術後2日目より、リハビリが開始となりますが、2日目が祝日であったため、3日目からリハビリが開始となりました。
2日目には首からでていたドレーン(血を抜くための管)も抜け、点滴も終了したため、つながれているチューブ類はおしっこの管だけになりました。
おしっこの管も、尿器を使用できることが確認出来たため抜去しました。
そこそこ大きな手術をすると、手術後にはいろいろなチューブが入ってきます。昔は手術をしたら数日はベッドで過ごすことが普通でしたが、最近はなるべく早く起こしていくことが推奨されています。
身体を起こしたり、歩かせたりするときに邪魔になってくるのが、このチューブ類。
どれも大事な目的があるため、医師の指示がない限り抜けることがないのですが、特に高齢になってくるほどチューブを入れたまま起こすと引っ張たり、引っかかったりして抜けそうになる場面が多々起こります。
リハビリを進めるとなるとより活動量があがるため、リハビリが始まるまでに不要なチューブは1つでもなくすことは大切です。
まこっちゃんは、リハビリが始まるときにはチューブがすべて抜けていたので、準備はばっちりでリハビリを迎えることになりました。
理学療法士さんと車いすでリハビリ室に行き平行棒を使って歩く練習が開始となりました。
予想はしていたのですが、動けなくなってから約1か月ほぼ寝たきりの生活を送っていたため筋肉も体力も落ちていたまこっちゃんは、支えてもらいながら、5M程度の平行棒を1往復するのがやっとの状態でした。
立つときのコツ
元気な人はなんなく行っている「立つ」という行動。
私もまだまだ若い(笑)!?ので普段は気にしませんが、筋肉が弱っている人にとっては「立つ」ということはとても難しいことなのです。
看護師の中でも、「歩くこと」と「立つこと」を比べたら歩くことのほうが難しいと思っている人もいます。
意外に立つにも多くの筋肉を使っていて、人によっては歩くことは出来ても、立ち上がるのには支えがいる人もいます。
私はたまに足が筋肉痛になったときに、立ったり、座ったり、歩いたりして痛みがでている場所を確認しながら「この動作はこの筋肉がつかわれているんや~」と思いながら過ごしています。←ちょっと変態?
まこっちゃんも足の筋肉が弱っているため、歩くのも大変ですが立ち上がるにも苦戦していました。
そのため、立ち上がりやすくするためにいくつか調整をしました。
1.ベッドの高さを高くする。
2.トイレに補高便座をつけて便座の高さを高くする。
3.理学療法士さんと立ち上がりの足の位置を練習する。
みなさんも介護するときにも役にたつので、是非参考にして下さい。
まずは立ち上がる時の高さを少し高めに設定することです。
立つときにお尻が沈んでいるほど足に力が入らず立ち上がりにくくなります。
普通のベッドやトイレは足の裏がしっかりつく程度の高さのことが多いので、筋肉が弱っている人が立ち上がるには少し低いです。
ベッドの高さが上がるのであれば、あと5㎝でいいので上げてみると立ち上がりやすさが変わります。
高さが上げられないベッドであればマットを分厚くするなどで対応出来ます。
便座は簡易の補高便座がネットで購入できるため簡単に準備できます。
あとは、足の位置を気にしてみると立ち上がりやすさに違いが出ます。
座っている状態で、足の位置が膝の真下~ベッドより遠い位置にあると立ち上がる時に力が入りにくいです。
少しベッドの方(自分に近い方)に足の位置を動かすと踏ん張りが効いて立ち上がり易くなります。
介助で立ち上がらせる時も、この2点を気にして準備すると介助側の負担も楽になります。
まこっちゃんも2点を注意すると一人で立ち上がれるようになりました。
リハビリ後の評価
手術1日目の評価は、「介助で車いすに移ることが出来る」でしたが、リハビリ後の評価は「車いすへの移動は見守りで出来る。歩くのはまだ難しい。」とのことでした。
手術3日目ということもあり、体力的な負担を考慮して歩行練習を積極的には行わなかったこともありました。
予想はしていましたが、手術したからといってすぐには動けませんね。。。
これから徐々にリハビリで体力をつけていくしかありませんでしたが、祝日も挟まったせいで、明日から土日に入ります。
うちの病院は土日祝日はリハビリはないので、リハビリが一旦ストップしてしまいました。
どんどんリハビリをしていって欲しい状況での週末。。
トホホ(ノД`)・゜・。
嘆いていてもしかたないので、週明けから頑張ってもらうしかないですね。
次回予告
さぁ手術も終わりリハビリが始まりました。
まこっちゃんは転倒をきっかけに動けなくなってしまったため、仕事を急遽休んで入院している状況です。そろそろ、仕事のこともどうするか考えていかないといけない時期がやってきました。
次回「身体と仕事どっちが大事?-仕事をかかえる患者の悩みー」
次回もお読み頂けると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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