こんにちわ。
まこっちゃんの娘 まこです。
前回は入院費用についてお話ししましたが、今回は入院費用に大きく影響を与える高額医療制度についてお話したいと思います。
「高額医療制度」ってご存じでしょうか?
今やマイナンバーカードと紐づけすることで、マイナ保険証では高額医療の手続きをしなくても、限度額の請求を自動でしてくれるようになっていますね。
まこっちゃんも、1つ目の病院では紐づけしていなかったので、後から高額医療の申請が必要でしたが、2つ目の病院に行くまでにマイナ保険証にしたことで、自動で高額医療を使用できました。
マイナンバーカードと紐づけされていない方は、ぜひ早急に紐づけすることをおすすめします!
高額医療制度って何?
高額療養費制度とは、
「1か月の医療費の自己負担額が一定の金額(自己負担限度額)を超えた部分を「高額療養費」として支給する制度」と明記されています。
自己負担限度額は年齢と所得で変わるのですが、保険診療費の自己負担限度額を超えた分は支払わなくてよいという制度です。
注意としては「保険診療費」しか対象にならないため、自費診療費(食事代や病衣代など)は対象とならないということ。
また、外来と入院は別扱いのため、入院でその月に限度額一杯支払っても、同月に外来受診した場合料金が発生します。
そして計算はひと月づつで計算するため、月がかわればまた1からになります。
検査や手術は一回受けるだけで高額になるため、保険診療がいくら3割負担といえど、上限額があるのは本当に助かります。
特にまこっちゃんが受けた整形の手術は1回100万は超える手術のため、3割で33万?
高額医療制度がなければ、入院費は何十万となってしまうという訳です。
といえど、入院すると保険外診療費は全額負担であり、高額医療を使用してもある程度のお金は必要。また、仕事をして生計を立てている場合、入院中は無給のなので、ある程度の貯蓄がないと乗り切るのが大変であることは思い知りました。
知らないと損する高額医療制度の罠!?
高額医療制度の申請は、マイナンバーカードを保険証と紐づけすることで簡単に手続きができることはわかりましたが、今回の入院で手続きが終わったらもう安心と思っていたら損をするところだったため、申請の落とし穴についてお伝えしたいと思います。
まこっちゃんは、今回転院を繰り返し計3つの病院に入院しました。
高齢の患者さんは手術後すぐに自宅に帰ることが難しく一旦リハビリや療養病院に転院することが多いので、是非この落とし穴に落ちないよう知っといて欲しいと思います。

前の病院で高額医療の申請してなかったんやけど、どうしたらいいか教えて~?

申請用紙の書き方教えてあげるよ!

ちなみに、3月って私の病院と向こうの病院と2か所入院してたけど、前の病院で限度額まで請求されていたら、うちでは0円なん?

違うよ。同じ月でも病院ごとに、限度額まで請求されるよ。

な、なんと!?

書類を出せば、合算されて払いすぎた分は返ってくるよ。

そうなん!!それって払いすぎた場合、誰か教えてくれるん?

いや、知らんで申請せんかったら帰ってこないよ~。
1つ目の病院で高額医療の申請が出来ていなかったため、申請をしないといけなかったのですが、書類を書くのが苦手な私は、働いている病院の事務さんに相談しました。
(長年働いていると、色々な部署に伝手ができて本当に助かります。)
その時に、ふと2つの病院にまたがった場合ってどうなるんだろ?と思って何気に質問したのが、上の会話です。
驚いたところが、自分から調べて申請しない限り2重取りされてしまうということです。
もし2重取りされても、会計の時などに教えてくれるものだと思っていましたが、そういうことは会計では言ってくれないそうです。
また、1つ目の病院も高額医療の申請が出来ておらず、高く支払った際も申請の案内などはありませんでした。もし、高額医療制度自体を知らなかったらそのまま払って終わってしまうということです。
日本の制度って知らないと損することが多いですね。
賢い人が得する世界とはよくいいますが、本当に無知は怖いですね。
今回は申請方法を事務さんが丁寧に教えてくれたので、すべての申請を行うことが出来ました。
もし、1つ目の病院の申請が必要なければ言われたまま支払っていたと思います。
恐ろしい・・・(゚Д゚;)
みなさんも、お気をつけください。
次回予告
入院費について2回に渡り書いてきました。
あと、2病院分の入院費も後日詳細にお知らせしていきたいと思います。
また、返金や保険金の入金もあればどれくらいの日数がかかったのかもお知らせできたらと思います。
次回はついに、まこっちゃんの手術について書こうと思います。
次回「ついに手術!!まこっちゃんの運命やいかに!?」
次回も読んでいただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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