まこっちゃんが私の病院にやってきた

日記

こんにちわ。
まこっちゃんの娘 まこです。

病院嫌いの人っていますよね?
「医者の不養生」とよくいわれますが、医療従事者ほど過信して病院に行きたがらないことはよくあります。
そういう私も病院嫌いの一人です。


まこっちゃんも、仕事で忙しいこともありますが、「大丈夫!大丈夫!」と身体が本当に動かなくなるギリギリまで整骨院のマッサージで騙し騙し過ごしていたため、今回のような状況に陥りました。
何でもかんでも、コンビニ感覚で病院を利用するのもどうなんだろうとは思いますが、元気な人も年に何回かは自分の身体に目を向け、必要な時は病院に行くことが大切であると実感しました。

まこと母の苦悩!?~寝たきり患者の家族の負担とは~

入院中の病院から、手術はできない!動けなくても家に連れて帰れ!と言われてしまったまこっちゃん。
自宅はバリアフリーでもなく、母も私も毎日仕事をしている状況。
自宅に連れて帰るとなるとたくさんの問題があります。
・玄関までは介護タクシーの車いすで送ってもらったとして、
 ベッドまではどうやって運ぶの?おんぶ?
・ベッドに寝かした後、トイレはどうする?オムツ?尿器?
 誰もいない間は誰が処理する?
・ご飯はどうやって食べさせる?
・お風呂はどうしたらいいの?
少し考えただけでもこれだけの問題が想像できます。

もう一つの問題が、「介護認定」
みなさんは、介護認定って知っていますか?
私は看護師をしていますが、入院してくる高齢者の方で介護認定を受けていない割合はそこそこいます。
元気で受けても仕方がないと受けない人もいますが、絶対必要だろうと思う方で受けていない方も多くみられます。
必要になってから申請すればいいとは思うのですが、何が困るって?
申請してから、実際サービスを受けれるまでに数か月かかるということです!!

まこっちゃんも入院してすぐに介護認定を申請したのが2月末。
4月末にやっと介護認定の結果がおり、ケアマネージャーが決定しましたが、介護用品のレンタルや購入はそこからさらに申請が必要で、介護保険を利用して2割負担でレンタルや購入ができるのにはまだ日数がかかるそうです。
一旦10割でサービスを受けて、後から8割返金もできるのですが、最初にそこそこの費用負担がかかることになります。
(今後いくらかかったかは、またブログにしますね♪)

ということで、介護用品も手配もすぐには出来ず、自宅に連れて帰るのは現実的に不可能だという結論にいたりました。

まこ奮闘!!~一筋の希望!転院までの軌跡~

自宅に連れて帰るのは不可能という結論になりましたが、じゃあどうする?
入院先の先生には転院はさせれないと言われてしまった。。。


最初に思いついたのが、今回の入院がなかったら自宅近くの病院に紹介状をもらって受診予定であったため、紹介状をもらいに行って、退院日にその病院に受診に行くという案。
しかし、初診は初診なので、手術は予定でしてもらえても入院はすぐにはさせてもらえるかわからない可能性大。
私の勤めている病院も緊急性がなければ整形の手術は2~3か月待ちが通常。
予定まで数か月家で過ごしてといわれると詰んでしまう…


ということで、私の勤めている病院で相談することにしました。
職員という立場を少し利用してしまいましたが、整形の先生にお願いし、家族受診をさせてもらえるよう依頼しました。
画像は貰っていたので、受診の手続きをして本人抜きで家族と画像を見ながら診察をしてもらうのが家族受診です。
快く家族受診を受け入れてもらえ、画像を見てもらった結果、

「こんなん見たらわかるやん。すぐに手術しな!!」

私が整形病棟の看護師ということもあり、少しため息交じりに(笑)、手術一択やろとお小言を言われてしまいました。(やっぱり。)
今動けないことと、入院中であることを伝えると、転院の受け入れを許可してもらいました。
😭アリガトー♪

入院中の病院に、うちの病院が受け入れ可能であることを伝えると転院調整を開始してくれました。
転院が決まりホッとしましたが、ここからも日程の調整や、働いている病院のため、今回お世話になる各方面へあいさつやお礼を言いに走り回りました。
転院調整を開始して約1週間後、うちの病院への転院が決まりました。

まこっちゃんがやってきた!!

私の働いている病院は整形病棟が3か所あります。
その1つで私は働いているのですが、まこっちゃんがどこの病棟に入院するかは、ベッドの空き次第のためギリギリまでわかりませんでした。
しかし、タイミングよく?私の病棟に空きがでたため、私の働いている病棟に入ることが決まりました。

転院当日、私は日勤のため母が付き添って転院してきました。
実は、救急車で運ばれた病院は面会が禁止であったため、転倒してから初めてまこっちゃんに会ったのはこの時でした。

次回予告!!

私の働いている病院に転院してきたまこっちゃん。
動けなくなって初めて実際の状況を確認した私。
…んんん~~~。

次回「産まれたての小鹿!?まこっちゃんをスキャンしてみた」

頚椎の神経を痛めたらどうなるの?の実際をまこっちゃんのスキャンを通してお伝えします。
興味のある方は是非次回もお楽しみに!!

最後までお読み頂いてありがとうございました(∩´∀`)∩

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